1階がリビングだけのメリット・デメリット
リビングは1階に作ることが一般的です。そこで悩むことが、1階をすべてリビングにするのか、他の部屋も取り入れるのかということです。
ここでは、1階をすべてリビングにするメリットとデメリットを紹介します。
●メリット
・リビングが広く使える
1階すべてをリビングにすれば、広々と使うことができます。広い空間でくつろげることでしょう。
・家族が集まりやすい
くつろげる場所には自然と人が集まります。家族が集まって過ごす時間が増えることでしょう。
・キッチンから部屋を見渡せる
対面式のキッチンにすれば部屋全体を見渡すことができます。
・光を取り込みやすい
部屋をいくつか作ると壁によって仕切られてしまい、採光が難しくなることがあります。1階すべてをリビングにしてしまえば、遮るものがないので光を取り込みやすくなります。
・掃除が楽
部屋を壁で仕切ってしまうと、掃除の際に部屋を移動しなければならず面倒です。重い掃除機をゴロゴロ転がしながら掃除をすることに、苦労を感じている方もいることでしょう。
しかし、広々としたリビングなら一続きのスペースとして楽に掃除ができます。また、お掃除ロボットを使えば、ロボットがスイスイ動くことができます。
●デメリット
・光熱費がかかる
広々していると冷暖房の効率が悪く、光熱費がかかりがちです。光熱費を抑えるためには、冷暖房の使い方に工夫が必要です。
また、窓が大きいと光がたくさん入り込むメリットがある一方、冷気が入ってきやすいためこれによっても光熱費がかかってしまいます。
・収納が少ない
空間の使い方が難しく、収納スペースが少なくなってしまいがちです。収納家具を置くことで収納場所の確保ができますが、家具を多く置くとリビングを狭く感じてしまいます。
●こんな人に向いている
1階すべてをリビングにする間取りは、広々とした空間で過ごしたい方や家族が集まる場所が欲しい方に向いています。メリットやデメリットを考慮して、間取りを考えてみてください。